GREETING
松原 俊樹
松原クリニックは2004年12月に木曽川町里小牧に内科、外科クリニックとして新規開業し今年で18年目になります。開院以来、地域の皆さまが安心して暮らすことができ、心の支えとなるクリニックとなるべく日々の診療に努めています。専門領域は胆・膵の消化器外科で、大学病院をはじめ多くの病院で外科治療を行ってきました。開業後も市民検診およびがん検診などを積極的に行い、胃癌をはじめ様々ながんを診断し、2016年ごろまでは連携病院での手術にも積極的に立ち会ってまいりました。また小児から高齢者まで幅広く地域の皆さまとより多くのかかわりを持てるよう一般内科、小児科など幅広い分野の勉学と診療に励んでおります。
さらに「地域に根ざした診療」を行っていくため往診、在宅医療にも力を入れています。高齢者、障害者等が安定した暮らしが営めるようサポートするため、2022年2月より居宅、訪問看護ステーション、10月1日より、住居型有料老人ホーム、デイサービス、訪問介護センターを新規開設しましたので、介護などで不安がある方は一度ご相談ください。
どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
略歴
- 昭和60年 3月
- 藤田保健衛生大学医学部卒業
- 6月
- 藤田保健衛生大学病院第3外科医員
- 平成元年 4月
- 名古屋記念病院外科医員
- 平成3年 3月
- 藤田保健衛生大学医学部大学院修了(医学博士)
- 4月
- 町田胃腸病院
- 平成4年 4月
- 清水市立病院外科医長
- 平成5年 4月
- 藤田保健衛生大学第3外科講師
- 平成15年 6月
- Wayne State University, Detroit Receiving Hospital留学
- 平成16年 12月
- 松原クリニック開設
- クリニック開院後の研究会活動および著書
講演および発表
【2008/08/07】 座談会:Treat to Target 糖尿病治療の新たな挑戦 Medical Tribune.26・28.2008.
【2012/10/21】 NESINA Symposium 2012 Autumn.にてポスター発表
演題「DPP‐4阻害薬ネシーナ108例の使用経験」にて優秀賞授与
【2015/03/27】高血圧・糖尿病患者 306例のリスクイベント予防に関するDPP阻害薬+ARBの有用性の検討―尿中アルブミン/Cr比を中心に
【2016/06/11】一宮西病院 糖尿病懇話会 糖尿病における頸動脈エコーの意義
【2016/12/08】一宮 N型 Ca チャンネル研究会;一般開業医における頸動脈エコー測定のメリット
【2017/07/08】一宮市西部消化器懇話会;実臨床における SGLT2 阻害薬のメリット
【2017/09/09】Diabetes GI Expert Meeting ~SGLT2阻害薬の位置づけを再考する~;今後のSGLT2阻害薬のポジショニングについて考える
【2018/03/24】実地医家が診る気管支喘息「客観指標を用いた気管支喘息診療」
~1400例のFeNO検査からみえるもの~
【2019/03/09】尾張西部糖尿病‐今後の糖尿病治療を考える;心腎連関を踏まえた糖尿病治療戦略
【2019/05/18】実地医家が診る気管支喘息 長引く咳に対する日常診療 喘息診断における呼気NO検査の有用性
~約2000例の検査値から見えるもの~
【2019/06/22】尾張北西部糖尿病病診連携の会 一般外来患者における腎機能評価について
―特に糖尿病治療における重要性―
【2020/02/08】Diabetes & Incretin Seminar in 尾張;GLP-1受容体作動薬の効果的な活用について
【2020/10/28】健康日本21を考える会~COPD疾患について~COPDにICS導入の意義についての検討
【2021/04/10】高中性脂肪疾患の治療意義を考える会;実臨床におけるペマフィブラートの使用経験
【2021/06/26】尾張西部消化器内分泌連携の会 ; SGLT2阻害薬を長期投与する際の適正使用について
【2021/11/19】一宮喘息病診連携講演会 当院における喘息診療について~呼気NOを中心に~
~約2000例の検査値から見えるもの~
【2022/03/24】プライマリーケアセミナー~咳・痰症状からCOPDを疑うポイントについて
著書
The role of endoscopic biliary sphinctectomy for the treatment of type 1 biliary dysfunction (papillary stenosis) with or without biliary stones : Chichi Sgawa,M.D. Kristian, M.D. Toshiki Matsubara, M.D. et al. The American Journal of Surgery. 207,65-69.2014
K-ras point mutation in cancerous and noncancerous biliary epithelium in patients with pancreaticobiliary maljunction : Matsubara T. Sakurai Y, Hori H,et al.エピソードで綴る 膵・胆管合流異常の40年 : Ⅳ 病態 131-133.2017.
K-ras and p53 gene mutation in noncancerous biliary lesion of patients with pancreaticobiliary maljunction : Matsubara T,Sakurai Y,Zhi LZ,et al. エピソードで綴る 膵・胆管合流異常の40年 : Ⅳ 病態 139-142.2017.
当院における喘息治療について 喘息治療における呼気 NO 検査の有用性 :松原俊樹 一宮医師会 医師会報 (211)38‐45.2022